ARCHIVES

アーカイヴ

掲載記事

ARCHIVES*ARTICLES

掲載記事

オール薬局八丁堀店
南千田の家
屋根で包む家
四季の家
白島の家
アイカコンテスト
中国新聞
中国新聞

PHARMACY*オール薬局八丁堀店

1 内装材にメラミン化粧合板を採用し、中央のベンチをフォトジェニックに見せるとともに、照明計画にも柔軟に対応。

 

2 多用な形状に適応するオルティノやメラミン化粧合板で、機能性、デザイン性を追求。8割以上の家具工事で、センシティブな空間を警戒に仕上げた。

アイカ工業株式会社「AICA FIND2016-2017」
 

AICA施工例コンテスト2015 入選

広島八丁堀宮田ビル
「マイライフ株式会社 オール薬局八丁堀店」

「気持ちに寄り添うホスピタリティ空間」


広島市中心部にあるクリニックモール内の調剤薬局。待合室のゆとりある座席数と、プライバシーが守られる投薬コーナーの確保は必須で、待合室の中央には、丸椅子を連結させたベンチを設置。席数だけでなく、隣り合う人との距離感や視線にも配慮した。照明もグレアが少なく視界が広がるコープ照明とし、それに順応するメラミン化粧合板が多用された。投薬コーナーのパーティションにはオルティノを使い、上部をガラススリットにしてスタッフが立てば店内が見渡せるよう加工。求められたものプラスαの仕上がりに貢献した。
審査員講評
いわばスケルトンに対してのインフィル工事である。機能上必要とされる薬のカウンターや、店内に目配りしつつ、患者のプライバシーにも配慮するため、半開放的な仕切りなど巧みに計画し、しかもそれらのほとんどを家具的な軽快さで仕上げるデザイン手法は、秀逸である。
(古谷 誠章)


中国新聞土曜版ちゅーピー住まいる(平成24年6月9日)

シリーズ ー快適空間ー
採光高め私生活ガード

細長い窓で視線カット


 オブジェを思わせる外観だ。Tさん一家は昨年末、中区の住宅街にそんな個性的な鉄筋コンクリート造2階建てを完成させた。「親類が大勢集まる家にしたい」と建築家の古本竜一さん(中区)に設計を依頼。古本さんは1階に個室や浴室を集め、2階を居間1室とし、約25畳の広さを確保した。
 敷地東側に道路と公園を望む。通常なら2階の東壁に大窓を設けるが、視線を遮るため細長い窓を配置した。窓からは公園の木々の緑が見え、まるで自然を描いた一幅の絵画。打ち放しの壁と好対照だ。
 東側以外の三方は建物に囲まれるため、採光性とプライバシーを両立できるよう工夫した。例えば南側はバルコニーの壁と高くし外部からの視線をカットした上で大きな窓を設置。東側1階にも窓を設けたが、窓と同じ素材のついたてで覆い隠し、壁とのすき間を利用して光を入れた。「盆や正月に独立した息子や兄や妹の家族が遊びに来ても全員に泊ってもらえる」と満足そうだ。

RESIDENTIAL*東千田の家

RESIDENTIAL*屋根で包む家

中国新聞土曜版ちゅーピー住まいる(平成23年6月18日)

シリーズ ー快適空間ー
縦空間広げ解放感

吹き抜けの天窓から光


 四角形の望遠鏡が突き出たような外観だ。40代のSさん夫妻は今年4月、中区にコンクリート造3階建てを完成させた。便利な都心に立地するが、間口5メートル、奥行き20メートルと細長い地形の上、南側には4階建ての高校の校舎、三方には建物が隣接。「人目を気にせず、伸び伸び暮らしたい」と建築家の古本竜一さん(中区)に設計を依頼した。古本さんは、細長い箱のような建物を考案した。向かい合う学校の教室からの視線を妨げるよう南側の屋根を下方に傾斜。北へ向けて天井を少しずつ高くし、閉塞感をなくした。南は地上からの高さが5メートル、北は10メートルと高低差があり、ユニークな外観となった。
 1階に居間、2階に主寝室、3階に子ども部屋があり、吹き抜けになっている。「天井に設けた二つの窓からすべての部屋に光が降り注ぐ。圧倒的な解放感です」とSさん。
 庇や壁を深くしてプライバシーを守り、採光性を高めるため、2階南側をガラス張りにした。まさに都心の隠れ家だ。

REPORT


中国新聞土曜版ハウジング(平成17年5月21日)

シリーズ ー マイスタイル ー
間生かした二世帯住宅

30畳のリビングで四季の庭を楽しむ


 広島市西区の夫婦は昨年、二世帯住宅を完成させた。子供が独立し、今度は80代の母親と3人で豊かに暮らせる家にしたいと、建築家の古本竜一さん(中区)に設計を依頼した。
 目を引くのは、1階にある約30畳のリビング・ダイニング。南側の開口部を全面ガラス張りにし、庭の緑を空間に取り込んだ。コンクリート打ち放しの柱とのコントラストも鮮やかで、一幅の絵を思わせる。「四季折々の緑を眺めながら、落ち着いた時間を過ごせる。そこがとても気に入っています」。床には天然木、壁には漆喰を塗るなど自然素材にこだわり、薪ストーブを置いた東側はタイル張りにした。
 母親が寝起きする2階は、居間に加え、マツやケヤキ、スギをふんだんに使った茶室風の部屋を設け、和の趣を強調。「友人を招いてのお茶会を開くなど、母もこの家の暮らしを楽しんでいるようです」とうれしそう。シンプルでナチュラルなたたずまいの中で、二世帯の空間がそれぞれの個性を静かに主張している。

RESIDENTIAL*四季の家

RESIDENTIAL*白島の家

中国新聞土曜版ちゅーピー住まいる(平成22年12月4日)

シリーズ ― 家づくりマイスター ―
採光高め私生活ガード

敷地の個性生かし設計


 コンセプトは個性を生かす設計です。立地条件を吟味して、その場所にしかない景色などを住空間に取り込みます。
 例えば、敷地正面が車道の場合は一般的に窓は多く設けませんが、あえて全面ガラス張りを提案します。防音性能を高めれば、窓は風景を映す独自のスクリーン。車の通る様子も無声映画の一場面のように楽しめます。
 また、こうした工夫とともに室内の空気の流れなど設計図面には決して表れない要素も重視。室内で風はどう動くのか。部屋の扉を閉めた時の音がどう響くのか。細部をしっかり詰めて設計し、完成度を高めます。
 中区に今年完成した住宅は、向かい側に道路を挟み、高い建物が並ぶロケーション。2階に窓を大きく取りながらも、バルコニーのガラスにバーコードのような模様を印刷し、外部からの視線をカット。採光性とプライバシーを両立させました。(談)

MORE ARCHIVES

READ MORE