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トップ > 広島市で施設建築のご相談は「株式会社古本建築設計」 > 【広島市】施設建築(病院・クリニック・テナントビル)における公共施設福祉環境整備要綱の整備基準その2

広島市では、病院・クリニック・テナントビルなどに、施設建築の基準を設けています。施設建築においては、利用者の安全や円滑な使用のため、広島市が設けている公共福祉施設の基準を確認しておきましょう。ここではトイレ・エレベーター・階段・浴室に関する基準をまとめてご紹介します。

広島市の公共施設福祉環境整備要綱~トイレ・車いす使用者など対応トイレ~

広島市の公共施設福祉環境整備要綱で定められている「トイレ・車いす使用者など対応トイレ」の基準は以下の通りです。

腰掛け式便器ブース 男女それぞれのトイレに、手すり付き腰掛け式便器ブースを1つ以上設置します。出入口の有効幅員は80cm以上、ドアは外開きです。
手すり付き小便器 男子用トイレに、手すり付き小便器を1つ以上設置します。設置場所は出入口に最も近い場所で、便器の受け口の高さは35cm以下です。
手すり付き洗面器 男女それぞれレバー式またはプッシュ式などの手すり付き洗面器やカウンター式洗面器を1つ以上設置します。車いす用はカウンターに準じた高さや構造で、鏡を床から90cmの高さにします。
手すり 手すりは、外径4cm程度です。
設置場所 床面積合計が300平方メートル以上の建築物、また児童館や学校に設置します。設置場所は1階または多人数が使用する階の1ヵ所です。男女トイレの距離がある場合は、それぞれ1ヵ所設けます。トイレブースは、一般トイレと一体型です。
ブースの広さ 児童館や学校は内法200×200cm、その他は220×285cmです。やむを得ない場合は、内法150×200cmもできます。
出入口 有効幅員は90cm以上で、引き戸にします。手動ドアは棒状把手、自動ドアのスイッチはドアから40~50cm離れた場所に設けます。出入口に階段を設けず、同一レベルの床、動線に応じた広さを確保しましょう。
設備 便器の高さは40cm、手すりは外径4cm、フラッシュバルブや非常通報装置の設置をします。床面積2,000㎡以上の建物はオストメイト対応にします。鏡は床から90cm。長椅子や寝台の設置、通常利用も可能だと出入口に標示しましょう。

株式会社古本建築設計では、”世界にただ一つの場所”を作り出すためにクライアントの思い、ビジョン、そして、夢の共有をしっかりといたします。広島市で病院、クリニック、テナントビルなど事業用建物の建設を検討している場合は、ぜひお声かけください。

広島市の公共施設福祉環境整備要綱~エレベーター・階段~

広島市の公共施設福祉環境整備要綱~エレベーター・階段~

広島市の公共施設福祉環境整備要綱で定められている「エレベーター・階段」の基準は以下の通りです。

エレベーターの設置 床面積合計500㎡以上の建物に設置します。
大きさ 日本工業規格による定員11人以上のものです。
出入口の有効幅員 有効幅員は、90cm以上です。
附帯設備 日本エレベーター協会の車いす併用エレベーターや視覚障害者併用エレベーター標準仕様に準ずるものを設置します。
乗降ロビー 180×180cm以上です。
仕上げ 階段の路面は粗面、または滑りにくい床にします。滑り止めは踏面と同仕上げとし、色の明度差を大きくし認識しやすくしましょう。
形状 回り段を設けず、蹴込みは2cm以下です。ホールに通じる階段は、蹴上げ16cm、踏面30cm程度です。
手すり 両側に5cm程度の立ち上がり、または手すりをつけます。
幅員 ホールに通じる階段の幅員は、150cm以上です。

広島市の株式会社古本建築設計では、施設建築の設計監理依頼をお待ちしています。病院、クリニック、テナントビル、事務所などの建設をお考えなら、お気軽にご相談ください。

広島市の公共施設福祉環境整備要綱~浴室~

広島市の公共施設福祉環境整備要綱で定められている「浴室」の基準は以下の通りです。

整備対象建築物 身体障害者や高齢者が利用する建物には、対象者が安全で円滑に使用できる共同浴室を設けます。特殊浴槽を設ける場合はその限りではありません。
出入口 出入口の扉は、引き戸にします。
仕上げ 濡れても滑りにくい素材で床面を仕上げます。
車いす回転スペース 脱衣所や浴室内に、車いす回転スペースを設けます。
浴槽まわり 浴槽の縁の高さは、床から40cm程度です。安全な出入りのため踏み台を設置します。洗い台がない場合は、バスチェアーを備えましょう。
手すり 脱衣所や洗い場、浴槽に手すりをつけます。
そのほか設備 シャワーや水栓は、座ったまま使用できる高さにします。水栓器具はレバー式で、洗面器はトイレや車いす用トイレに準じたものです。

広島市の株式会社古本建築設計では、用地探しからしっかりとサポートいたします。様々なご要望に柔軟に対応いたしますので、広島市で病院・クリニック・テナントビルなど施設建築をお考えなら、一度お問い合わせください。

病院・クリニック・テナントビルなど公共施設建築のご相談は広島市の株式会社古本建築設計へ

病院・クリニック・テナントビルなど公共施設建築のご相談は広島市の株式会社古本建築設計へ

広島市では、病院・クリニック・テナントビルなどの公共施設における建築基準を設けています。利用者が安全で円滑に過ごせるよう、また評価の高い建物を建てるためにも、広島市のホームページなどもご覧になり、重点を置くべき点を確認しておきましょう。

株式会社古本建築設計は、広島市で施設建築の設計監理を行う会社です。広島市の公共施設福祉環境整備要綱を満たした施設建築に対応いたしますので、広島市で施設建築をお考えなら、ぜひご相談ください。

広島市の施設建築基準に沿った事業用建物の建築なら株式会社古本建築設計へ!

会社名 株式会社古本建築設計
事務所登録 一級建築士事務所 広島県知事登録18(1)2441号
代表者
代表取締役 古本竜一
APECアーキテクト
設立 1992年アトリエ開設・1993年法人設立
住所 〒730-0814 広島県広島市中区羽衣町1−11
TEL 082-542-5442
FAX 082-542-5443
E-MAIL info@furumotoaa.co.jp
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