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トップ > 広島市で施設建築のご相談は「株式会社古本建築設計」 > 【広島市】施設建築(医療・介護福祉)における公共施設福祉環境整備要綱の整備基準その1

広島市で医療・介護施設建築を検討するなら、その基準について理解しておくことが重要です。医療・介護施設では広島市で定めた基準を満たす必要があるため、詳細を確認しておきましょう。こちらでは、医療・介護施設内通路・スロープ・屋内通路・廊下・出入り口の基準をまとめてご紹介します。

広島市の公共施設福祉環境整備要綱~敷地内通路~

広い待合室

広島市の公共施設福祉環境整備要綱で定められている「敷地内通路」の基準は以下の通りです。

歩行者の安全確保 歩行通路は、歩行者の安全確保のため、できるだけ車路と分離させます。
床仕上げ 床の表面は、粗面を用いるか、滑りにくい素材を採用します。また表面は左右水平を保たなければなりません。
幅員 歩行通路の幅員は180cm以上です。駐車場内通路は120cm以上でも構いません。
高低差の解消 歩行通路は、道路境界部も含め段差をつけません。やむを得ず段差が生じる場合は2cm以下にして面取りしましょう。段差は回りの色と明度差をつけてわかりやすくします。段差が2cm以上の場合はスロープに、さらにスロープ併設階段を設けます。
排水溝 通路内に排水溝を設置する場合は、溝蓋スリットの幅を2cm以下にします。

株式会社古本建築設計は、広島市の施設建築に対応可能です。世界にただ一つの建築を求めるために、クライアントの思い、ビジョン、そして、夢の共有を行います。広島市で医療や介護福祉などの建築をご検討している場合は、ぜひお声かけください。

広島市の公共施設福祉環境整備要綱~スロープ~

広島市の公共施設福祉環境整備要綱で定められている「スロープ」の基準は以下の通りです。

床仕上げ スロープ床の表面は粗面、または滑りにくい素材にします。傾斜面は回りの床と明度差をつけ、認識しやすくしましょう。また表面は、左右水平にします。
勾配 屋外のスロープ勾配は1/15以下、屋内は1/12以下までです。高低差が16cm以下の場合は1/8以下にできます。やむを得ない場合は1/12以下、または高低差に対しそれぞれ応じたものとします。
踊り場 高低差75cmを超える場合は、高さ75cm以内ごとに踏幅150cm以上の踊り場をつけます。
手すり 高低差16cmを超える、または勾配が1/12を超える場合は手すりをつけます。スロープ幅員300cm超えは中間に手すりを設置、手すりは外径4cm程度で床から80cm程度の高さに設置します。手すりと側壁との隙間は5cm程度、手すり端に30cm以上の水平部を設け、端は折り曲げましょう。
幅員 階段を併設する場合のスロープ幅員は、内法120cm以上です。やむを得ない場合は、内法90cm以上までできます。
そのほか 車いす脱輪防止として、スロープ両側に高さ5cm以上の側壁を設けます。

株式会社古本建築設計では、これまで多くの福祉・医療施設建築を行ってきました。デザインはもちろん、機能性も重視したプランをご提案いたしますので、広島市で医療や福祉などの施設建設をお考えなら、株式会社古本建築設計にぜひお任せください。

広島市の公共施設福祉環境整備要綱~屋内通路、廊下、出入り口~

手すりのある白い壁の通路

広島市の公共施設福祉環境整備要綱で定められている「屋内通路、廊下、出入り口」の基準は以下の通りです。

床仕上げ 滑りやすい磨き仕上げ以外の床材を設けます。
段差の解消 屋内通路や廊下に段差は設けません。やむを得ない場合は、高低差を2cm以下で面取りし、回りの色と明度差をつけ認識しやすくします。2cm以上の高低差はスロープに、さらに併設階段を設けます。
幅員 通路や廊下の幅員は内法180cm以上、末端や区間50m以内ごとに車いすがすれ違える場合は内法140cm以上です。ただし、床面積の合計が500㎡未満の場合は、内法120cm以上とします。
手すり 身体障害者や高齢者が利用する施設の廊下は、両側に連続した手すりをつけます。
その他 廊下の壁面に突出物を設けません。やむを得ない場合は、衝突防止装置をつけます。壁や柱のコーナーは面取りします。
有効幅員 出入口の有効幅員は90cm以上、前後に正面から車いすで進めるスペースがある場合は80cm以上です。
扉の型式 回転ドアは設置せず、手動ドアの握り部は握りやすいレバー状または棒状です。
段差の解消 出入り口に段差を設けず、前後は水平で動線に応じた広さにします。
そのほか 通路や廊下側に開くドアは、アルコーブを設置し、衝突防止のためドアを中抜き窓タイプにします。

株式会社古本建築設計では、施設建築の設計監理を行っております。広島市で医療や介護福祉施設建築などを検討している場合は、お気軽にご相談ください。

広島市での医療や福祉の施設建築時には基準を確かめよう!設計監理依頼は株式会社古本建築設計へ

医療や介護福祉施設建築時には、広島市が定めた基準を取り入れる必要があります。広島市のホームページも参考に、重点を置きたいところを確認しながら、正しく評価される建物を建築しましょう。施設利用者が安全に過ごせる設計が重要です。

広島市の施設建築に対応する株式会社古本建築設計では、自然要素とその地域に適した素材を融合し、新たな魅力へと高めます。広島市で医療やグループホーム・デイサービス・高齢者向け住宅・小規模・老人ホームなどの介護福祉施設の建設をお考えなら、ぜひお声かけください。

広島市で医療・介護福祉施設建築のご相談は「株式会社古本建築設計」へ

会社名 株式会社古本建築設計
事務所登録 一級建築士事務所 広島県知事登録18(1)2441号
代表者
代表取締役 古本竜一
APECアーキテクト
設立 1992年アトリエ開設・1993年法人設立
住所 〒730-0814 広島県広島市中区羽衣町1−11
TEL 082-542-5442
FAX 082-542-5443
E-MAIL info@furumotoaa.co.jp
URL http://www.furumotoaa.co.jp/
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